Brightliver Model 1155 ¥39,600円(税込み)
※画像右。画像左はサンプル元のフェンウィック社の1155
※画像下がBrightliver Model 1155。画像上はサンプル元のフェンウィック社の1155
Eグラス 100%
5 1/2ft
3/8~3/4oz
1970年代半ばに販売されていたFenwickの1155ロッドがあまりにも
素晴らしかったのです。
有名とは言えないロッドだと思うのですが、
この素晴らしさを広く伝え、共有したいと考えました。
Fenwickの1975年のカタログを見ると、ミディアムアクションとされています。
もう少し後のパワー表記でいうところの4パワーのロッドとなります。
当初、同じベンディングを求めて開発したのですが、今の素材と進化した
技術で作ったロッドは強くなりすぎました。
そこから、パワーを控えめにする調整を続けました。
オリジナルのブランクより細く仕上がっているのは、そのためです。
Fenwick 1155には富士工業の鉄塔ガイドがついていました。
すでに手に入らないガイドのため、当社オリジナルのマウンテン・ハイガイドを
取り付けております
。デザイン的に、似ているところがあり雰囲気を出せた
気がしています。
Fenwickといえば、バット部分のクロスラップです。
こちらは当時のグデブロッドスレッドを持っておりましたので、
バット部分にたっぷりと巻き上げました。
いい雰囲気が出せていると思います。
Fenwick 1155ロッドは、同ブランドが得意とするファーストテーパーロッドの
見本のようなロッドです。
柔らかすぎるようなティップですが、曲がり始めるとすぐ次の部分が
力をささえつつ、次の部分に力を移行させていきます。
この力の移動が見事であるため、使い手であるアングラーは、
意識せずとも使いやすいロッドだな、と感じることになるのです。
開発者であるジム・グリーンさんの作品です。
なんであれ、初期のものほど、力が入っているもの。
パーマネントな魅力を放つロッドに仕上がっております。
ブライトリバーの1155ロッドは、ジム・グリーンさんが
作り上げたファーストテーパーの概念を復活させようとしました。
先に書きましたが、製造設備も、素材も、技術も変わってしまったいま、
全く同じものを作ることはできませんし、作っても意味がないと思います。
現在、思いっきり使いまくれる1155ロッドを作りました。
1155ロッドに触れて、ジム・グリーンさんの美意識に思いを
はせるのもいいと思います。
気にせず使えるヴィンテージロッドが、ブライトリバーの1155ロッドです。