これまた久しぶりの制作。
個人的に光線銃をイメージして過去別注致しました。
ハンドメイドルアーのトップウォーターってレトロなのかフューチャーなのかわからないところがあるじゃないデスか。
装いは懐古的なのに性能は最新鋭だったりリアルルックスじゃないのにブラックバスをスーパーハイにさせたり光線銃って古臭いのに今の技術じゃ作れない。
そんなレトロフューチャーを倉持さんのハイセンススーパー技術で胡散臭い、超絶技巧ロッドとして
HeadHunters別注させて頂きました。
ダブルラッピングはバスロッドに不必要なガイドフットがロッドブランクを傷つける事を防ぐラッピングなのデスが下糸を銀にしてスピナベのようにフラッシング反射光を産みその上のスパイラルラップの蛍光グリーンが銀の上で蛍光発光する事で芸術的なまでの胡散臭さを錯覚させます。(私の文面がそれを助長もwww)
水上で使っていると店頭以上に不思議な見た目に可変しそれが中々ファッショナブルでモード感すら漂わすHeadHuntersご自慢のラッピングだったりします。
ダイヤモンドクロスラッピングもよーく御覧くださいませ。
銀、黒、金、蛍光グリーンの糸を編み込み柄にしているのですがどこで折り返しどう編んでいるのか、わからないほどに美しくまるで安ロッドのプリントの様に見えてしまう(笑)
悲しい超絶技巧ラップ。
遠目からは平面に見えるかも知れませんが、持ち主は立体的な柄である事を認識しつつ
一投一入力の度に手の延長線にその幾何学光線ラップが眼前にちらつき続け脳内麻薬でぶっ飛べます。
集中力が無い方におすすめ致します!
飽きて帰るとか無くなりますぜ!
エヘヘ
『ネオクラッシック』
その名を聞いた時夢見がちなhead huntersは1960-70年代に隆盛を誇った
まるで鉄腕アトムの世界の様な、昔のヒトが想像していた未来的デザイン
を連想しました。
ロッドレングスも4.8ft,5.0ft,5.4ft,5.8ftと他のロッドと比べ極端にショートレングスを中心とした独特な世界観のラインナップ構成。
ビルダーのkuramochiさんにお話しを伺うと
『ダーツを投げる様にキャスティングしてもらうと、ロッドがオートマチックにまるでグラスの様に曲がりながらも、カーボンの反発力でオートマチックに押し出しながら、軽く距離を出してくれる。楽をする為にこのテーパーとこのレングスにしているんデスヨ』
とまさに前述した近未来のアイテムの様なハイスペックを持つと言う。
それが本当ならばまるで近未来の機械のウデが勝手に投げてるかのごとくなハイテクさじゃないデスか!
先ずは論より証拠。head huntersもそのハイスペックを体感すべく早速キャスティングをさせてもらいました。
...ナルホド ...!
通常オーバーヘッドキャストをする時って
■竿を後ろに鋭く振り、ロッドを曲げる。
■その曲がりが反発するタイミングに合わせ竿を押し出しキャスト
するのがノーマルデスよね。
『ネオクラッシック』は
■竿を曲げようとせず、まさしくダーツをする様に軽ーくルアーを送り出す
オートマチックに竿が曲がるのと同時にルアーを押し出し続ける感じなんデスネ
上手く説明出来ているか不安デスがまさにそんな感じデス!
今までに無かった感覚だから、単純に『気持ちイー !』
もしかして、そここそがクラッシックの名を残している所以なのかなって勝手にも思いました。
味があるんデス。とっても美味しい。
『ネオ・クラッシック』
ハイテクなフィーリングにクラッシックな世界観を併せ持つ不思議なネオいロッド
そんな遊び方が理解できる夢見がちな遊び人の貴方に贈ります...!
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『ネオクラッシックの5.10ft』
ネオクラッシックの5フィート10インチのロッドだけネオクラッシックの中で特殊なテーパーデザインとなっておりまして
オーバーハングの奥の奥に“ライナー”でキャストすることに特化したロッドになります。
反発力が強くファーストテーパーで
自分の体から離れた場所でキャスティングが出来る長さ設計の為、
反発力を活かしたまま鋭く強く竿を振る事が可能になり
結果“ライナー”のキャストを容易におこなえるロッドとなっております。
大きく被さった木の下、いわゆる“オーバーハング”の
奥の奥にキャストを決めるとなると
山なりの放物線を描く様なユルユルポットンのキャストでは
葉っぱや枝にルアーがぶつかってしまい奥まで届きません。
速いスピードの直球性の弾道“ライナーキャスト”で
奥の奥までレーザービームの様に放り込まないと出来ないんです。
直球の弾道を作るのには鋭く強い竿の振りが必要となります。
短い竿や柔らかい竿だと鋭く強いスイングをした際に
竿先が自分の体に近かったりロッドが曲がりすぎる為
ルアーがボートっぺりやエレキにぶつかり易くなりがちデス。
マニアックなお話かも知れませんが、
その為にこの5.10ftが開発されたんデス!
その強烈な反発力と絶妙な長さとテーパーデザインによる
イチローばりのレーザービームをお楽しみくださいませ。