ご覧下さいませ、この複雑な形状。口、コブ、背ッ張り、平たいボディ。木を削り出し作成されています。ナポレオンフィッシュの形状を見て、ビッキーンっときてしまったんでしょう。気を削り出して作成されています。執念を感じます。ふざけている訳ではありません。おちょぼ口とコブと背ッ張りで、水に噛みつきます。平たいボディは水を切り裂きます。大変な面倒は機能的で必要な労力なのデス。それらが融合して産み出すヒラヒラとした艶めかしい動きは難しい理屈抜きで釣れます。ブラックバスが何時も食べているシャッド系、日本だとフナやタナゴ系そのものデス。エサデス。生餌は投げた後アクションを加えると傷口が広がりハリからすぐ外れてしまいますが、ナポレオンは何十年も腐らず使えるのデス。難しい事考えないでバスが待ち伏せてそうな場所に投げてヒラヒラさせて下さいませ。感嘆デス。あ、作者自らニセ・ハネナポレオンと謳ったおります。ハネナポレオンのハネそっくりのハネやイタリアンなロングシャンクフックを中華製で見つけたようで、あえてそのニセパーツを組み込むことで、既存のハネナポレオンを超える泳ぎを手に入れる事に成功した事から、さらなる飛躍を企てる真面目なニセモノを制作したようなのであります。